薬品で黒く塗った大量の一万円札を元に戻す名目で現金をだまし取ったとして、
名古屋・西署などは11日、詐欺の疑いで、フランス国籍の
自称レンタカー会社経営ムベレ・パトリック容疑者(39)と住所不定の
自称貿易業本白水ハーラッツ容疑者(26)を逮捕した。
逮捕容疑では、2人は共謀して6月下旬、名古屋市内のホテルで会社役員の男性(47)に
「南アフリカの政府関係者から仕入れた黒塗りの20億円を持ち込んだ。
色を落とすのに協力すれば数億円を渡す」と架空の話を持ちかけた。
さらに「普通の一万円札を挟むと、札の成分が染み込んで色が落ちる。
挟み込む1億円を工面してほしいが、まずは隠し場所のホテル代を」と誘い、
74万円をだまし取ったとされる。2人とも否認している。
西署によると、両容疑者は黒塗りの一万円札を水や普通の札を使って色を落とす「実演」をして、
男性を信用させたという。
(中日新聞)2013年7月11日 22時28分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013071190222837.html イメージ
http://blog-imgs-1-origin.fc2.com/c/l/u/clubmonaka/07042110.jpg